岩手川口駅(いわてかわぐちえき)は、岩手県岩手郡岩手町大字川口にある、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線の駅である。
歴史
開業当時は川口駅という名称であった。1933年(昭和8年)4月1日、埼玉県北足立郡川口町と青木村・横曽根村・南平柳村が合併し川口市に昇格したことに伴い、川口町にあり同じく東北本線に所属する京浜東北線・川口町駅が翌1934年2月15日に川口駅に改称することになった。同じ路線に同名の駅が京浜東北線側と当駅で2つ存在する事態を避けるため、川口町駅が改称する2週間前の2月1日、当駅が岩手川口駅に改称した。
年表
- 1898年(明治31年)1月11日:日本鉄道の川口駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる。
- 1934年(昭和9年)2月1日:岩手川口駅に改称。
- 1971年(昭和46年)8月15日:貨物取扱廃止。
- 1980年(昭和55年)5月:業務委託駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年)12月1日:東北新幹線八戸延伸に伴い、東日本旅客鉄道より分離され、IGRいわて銀河鉄道の駅となる。
- 2013年(平成25年)3月16日:ダイヤ改正により、快速列車(1日1本上りのみ)が当駅に停車を開始。
- 2015年(平成27年)3月14日:ダイヤ改正により、快速列車が普通列車に格下げされ廃止となる。
- 2017年(平成29年)
- 4月6日:駅舎改築工事に着手。
- 12月1日:新駅舎の供用を開始。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
駅舎は2017年に建て替えられたもので、岩手町の特産品であるキャベツ「いわて春みどり」をイメージした形となっている。
盛岡駅管理の簡易委託駅(岩手町委託)。駅舎には出札窓口があり、硬券入場券・乗車券が常備されている。
のりば
※2番線は待避線であるが、2022年3月時点で定期列車の発着がない。
利用状況
IGRいわて銀河鉄道によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は204人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。なお、2000年度(平成12年度)- 2002年度(平成14年度)において、JR東日本が算出した数値は乗車人員のものである。
駅周辺
- 岩手県道157号岩手川口停車場線
- 川口郵便局
- 岩手警察署川口駐在所
- 岩手町立川口小学校
- 岩手町立川口中学校
バス路線
- 川口駅前
- 岩手県北バス
- B11・B12:盛岡バスセンター / 沼宮内営業所
- JRバス東北
- 平庭高原線:盛岡バスセンター/ 久慈駅
- 川口公民館前
- 岩手県北バス
- B51:陸中岩瀬張
隣の駅
- IGRいわて銀河鉄道
- ■いわて銀河鉄道線
- 好摩駅 - 岩手川口駅 - いわて沼宮内駅
脚注
記事本文
利用状況
JR東日本
IGRいわて銀河鉄道
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- IGRいわて銀河鉄道 岩手川口駅




