立山村（たてやまむら）は、かつて富山県中新川郡にあった村。
沿革
- 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行に伴い上新川郡岩峅寺村・宮路岩峅寺村・下田村・伊豆林村・吉峰野開・栃津村・座主坊新村・東中野新村・横江野開・横江村・千垣村・芦峅寺村が合併し、布倉村（ぬのくらむら）が発足。合併当時の戸数は488戸、人口は2,601人。
- 1894年（明治27年）5月12日 - 名称を立山村に変更。
- 1896年（明治29年）4月1日 - 上新川郡のうち、常願寺川以東の区域が中新川郡として分立。当村は中新川郡所属となる。
- 1917年（大正6年）8月 - 村役場が宮地96番地の村有建村（元巡査駐在所）に移転。
- 1935年（昭和10年） - この時点での人口は3,440人。
- 1940年（昭和15年）8月 - 村役場が産業組合（保証責任立山村信用購買販売利用組合）に移転。
- 1949年（昭和24年）9月 - 旧岩峅小学校の一部校舎に移転。
- 1954年（昭和29年）1月10日 - 雄山町・上段村・釜ヶ淵村・東谷村・利田村と合併し、立山町が発足。同日立山村廃止。旧村役場は連絡所として残る。
村長
- 布倉村長
- 金山従革（1889年8月10日 - 1894年）
- 立山村長
- 金山従革（1894年 - 1917年3月17日、布倉村時代を含めて初代 - 第8代村長）
- 佐伯新之（1917年9月18日 - 1932年3月31日、第9代 - 第12代村長）
- 佐伯豊邦（1932年4月18日 - 1946年11月19日、第13代 - 第16代村長）
- 佐伯外治（1947年4月18日 - 1950年3月31日、第17代村長）
- 野島茂義（1950年5月6日 - 1953年11月29日、第18代村長）
脚注
参考文献
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
- 『統計たてやま 2013』立山町 2013年9月。
- 『立山町史 下巻』立山町 1984年2月15日。
関連項目
- 富山県の廃止市町村一覧
