カラムナリス病(カラムナリスびょう、英:columnaris disease)とはFlavobacterium columnare(en)感染を原因とする魚類の感染症。水温15℃以上でウナギ、コイ、アユなどに発生し、口ぐされ、鰭ぐされ、尾ぐされ、鰓ぐされを引き起こす。病変部である鰓や皮膚の生標本では特徴的な柱状構造物(column)が認められる。Flavobacterium columnareはサイトファガ寒天培地、TY寒天培地などの培地で、黄色から橙色の辺縁樹枝状の扁平なコロニーを形成する。治療には塩水浴が有効である。ワクチンは実用化されていない。

関連項目

  • en:Flavobacterium
  • 細菌性鰓病
  • 冷水病

参考文献

  • 畑井喜司雄ほか編 『魚病図鑑』 緑書房 1988年 ISBN 4895310647
  • 畑井喜司雄ほか 『魚病学』 学窓社 1998年 ISBN 4873620775

《金魚》カラムナリス病の対応 前編 YouTube

カラムナリス病のナマズの治療経過 そらみつやまとの自然観察日記

【カラムナリス症】尾腐れ病、口腐れ病、エラ腐れ病の治療法 ーおすすめの薬、使い方ー Sick, Disease

まったりアクアリウムねこ風味 コリドラスのカラムナリス病

乾燥南天で、鯉の穴あき病・カラムナリス病・その他の皮膚病対策 YouTube