諏訪神社(すわじんじゃ)は、北海道札幌市東区北12条東1丁目1番10号にある神社。旧社格は村社。札幌諏訪神社(さっぽろすわじんじゃ)とも。
祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)と八坂刀売命(やさかとめのみこと)。
平地に建っているにもかかわらず社殿は高い位置にあるが、これは神社前を流れる創成川の氾濫に備えてのことといわれる。
境内のヤチダモとハルニレの8本の樹木が、札幌市によって保存樹に指定されている。
歴史
- 1878年(明治11年)、長野県から上島正ら約30名が当地に移住する。
- 1882年(明治15年)3月12日、信濃国一の宮・諏訪大社より分霊を勧請して奉る。
- 1898年(明治31年)2月14日、内務省に出願し無格社となる。
- 1934年(昭和9年)4月19日、村社に列格。また同年には所在地が札幌村から札幌市に編入され、これにあわせて社殿と社務所が造営される。
- 1945年(昭和20年)、郷社への昇格を申請するも、実現せず。
- 1966年(昭和41年)、新社殿造営。
- 1982年(昭和57年)、鎮座百年祭。
- 1992年(平成4年)、鎮座百十年祭。社殿の大屋根葺き替え。
- 2002年(平成14年)、鎮座百二十年祭。
- 2012年(平成24年)、鎮座百三十年祭。
脚注
参考文献
- 青木曲直『爪句 @ 思い出の都市秘境 都市秘境100選ブログ』共同文化社〈北海道豆本 Series8〉、2010年10月7日。ISBN 978-4-87739-187-4
外部リンク
- 北海道神社庁 - 諏訪神社




