日本詩人クラブ賞(にほんしじんくらぶしょう)は、日本詩人クラブが主催している、詩集を対象とした賞。日本詩人クラブ新人賞、日本詩人クラブ詩界賞と合わせて日本詩人クラブ三賞と呼ばれる。

歴代受賞

第1回から第10回

  • 第01回(1968)『五月の夜』木村孝
  • 第02回(1969)『魚』北一平
  • 第03回(1970)『小鳥のかげ』武田隆子
  • 第04回(1971)『鵜匠』西岡光秋
  • 第05回(1972)なし 
  • 第06回(1973)『出雲・石見地方詩史五十年』田村のり子
  • 第07回(1974)『離れ象』石原武、『橋姫』村上草彦
  • 第08回(1975)『冬の蝶』高橋渡
  • 第09回(1976)『前衛詩運動史の研究』中野嘉一
  • 第10回(1977)なし 

第11回から第20回

  • 第11回(1978)『弾道』堀口定義
  • 第12回(1979)『和田徹三全詩集』
  • 第13回(1980)『環』藤原定、『玄猿』星野徹
  • 第14回(1981)『水辺』伊藤賢三、『投影風雅』鈴木漠
  • 第15回(1982)『空洞』高橋新吉
  • 第16回(1983)『ラインの神話』大滝清雄、『類語』宮崎健三
  • 第17回(1984)『雑歌』足立巻一
  • 第18回(1985)『詩人の商賣』中村隆 (詩人)
  • 第19回(1986)『奥州浅川騒動』瀬谷耕作
  • 第20回(1987)『まぼろし戸』黒部節子、『翅』鈴木満

第21回から第30回

  • 第21回(1988)『砂漠のミイラ』秋谷豊
  • 第22回(1989)『怖い瞳』筧槇二
  • 第23回(1990)『黄泉のうさぎ』小柳玲子
  • 第24回(1991)『くにざかいの歌』宗昇
  • 第25回(1992)『地霊遊行』相良平八郎、『根』土橋治重
  • 第26回(1993)『やぶにらみ』藤富保男
  • 第27回(1994)『風の家』田中清光
  • 第28回(1995)『未来からの銃声』原子修、『いつものように』菊地貞三
  • 第29回(1996)『どこか偽者めいた』小松弘愛
  • 第30回(1997)『寂光』岡崎純

第31回から第40回

  • 第31回(1998)『シベリア』河邨文一郎
  • 第32回(1999)『竹の異界』木津川昭夫
  • 第33回(2000)『遠日点』田口義弘
  • 第34回(2001)『都会の畑』松尾静明
  • 第35回(2002)『そして秘儀そして』冨長覚梁
  • 第36回(2003)『しずかな日々を』井奥行彦
  • 第37回(2004)『歳月、失われた蕾の真実』吉野令子
  • 第38回(2005)『有明まで』尾花仙朔
  • 第39回(2006)『ゴドー氏の村』川島完
  • 第40回(2007)『足形のレリーフ』麻生直子

第41回から第50回

  • 第41回 (2008)『桜鬼』大掛史子
  • 第42回(2009)『水底の寂かさ』清水茂
  • 第43回(2010)『水の声』硲杏子
  • 第44回(2011)『鳥まばた』北岡淳子
  • 第45回(2012)『エス』一色真理
  • 第46回(2013)『押し花』佐川亜紀、『陽の仕事』岡野絵里子
  • 第47回(2014)『畦放』金堀則夫
  • 第48回(2015)『角度』柴田三吉
  • 第49回(2016)『そのようにして』林嗣夫
  • 第50回(2017)『馬ぁ出せぃ』岡隆夫

第51回以降

  • 第51回(2018)『渡邊坂』中井ひさ子
  • 第52回(2019)『石の懐』高橋次夫
  • 第53回(2020)『風の巣』本多寿
  • 第54回(2021)『モイライの眼差し』武子和幸
  • 第55回(2022)『持ちもの』草野信子
  • 第56回(2023)『夜のバザール』山本博道
  • 第57回(2024)『ぢべたくちべた』松岡政則
  • 第58回(2025)『斐伊川相聞』冨岡悦子

脚注

出典

外部リンク

  • 日本詩人クラブ (英語版)

第57回北海道詩人協会賞 詩誌『フラジャイル』公式ブログ

【2020年度 日本詩人クラブ三賞】日本詩人クラブ賞を武子和幸さん、新人賞を海東セラさん、詩界賞を河津聖恵さんさんが受賞 本のページ

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