オバエボシガイ(姥烏帽子貝、Inversidens brandti)は、淡水にすむイシガイ目の二枚貝で、小川や用水路などの砂泥底に生息している。マシジミと同様、砂泥中にもぐって導水管だけを出していることが多い。

殻は最大60mm程。殻はいびつな卵形をしている。稚貝は黄色で、大きくなるにつれて黒色になる。殻頂付近にうろこ状の彫刻があるが、成長と共に薄くなる。愛知県以西の本州、九州に分布している。日本固有種。

グロキディウム幼生は、オイカワ、タモロコ、モツゴなどに寄生する。

保全状況評価

  • 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)

外部リンク

  • Inversidens brandti (環境省絶滅危惧種情報 by 生物多様性情報システム J-IBIS)

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