小牧池田遺跡(こまきいけだいせき)は、現在の愛知県小牧市にある、戦国時代から江戸時代にかけての城下町の遺跡である。

概要

1563年(永禄6年)7月に織田信長が居城を清須城から小牧山に移つした時、山の南側に整備された。しかし1567年(永禄10年)に織田信長が岐阜城へ居城を移つすと小牧山城は廃城になり、町は縮小された。その後町は江戸時代まで続いたと考えられている。

年表

  • 1563年(永禄6年)7月 - 織田信長が清須城から小牧山城に居城移転。城下町が作られる。
  • 1567年(永禄10年) - 織田信長が美濃稲葉山城を攻略。「岐阜城」と改めて居城を移転。小牧山城は廃城となる。町は縮小される。
  • 1624年(元和9年) - 残った町の部分が尾張藩によって東に移転させられる。小牧宿の誕生。
  • 2009年(平成21年)6月22日(月) -小牧市新市庁舎建設に伴う第2次発掘調査開始(~2010年(平成22年)3月に終了予定)。

所在地

  • 愛知県小牧市堀の内3丁目地内:小牧市役所一帯。

脚注

参考文献

  • 教育委員会事務局文化財課文化財係『小牧池田遺跡第2次発掘調査現地説明会資料』小牧市、2009年9月6日。http://www.city.komaki.aichi.jp/material/files/group/53/89242482.pdf。 

関連項目

  • 新町遺跡
  • 上御園遺跡

外部リンク

  • 『城下町発掘調査現地説明会資料』(小牧市)


小牧の歴史を学びつつ景色も楽しむ 小牧山史跡公園(愛知県小牧市) YouTube

小牧遺跡(H28.9.17) 鹿児島県上野原縄文の森

小牧遺跡調査成果報告【かごしま遺跡フォーラムオンライン】 YouTube

大手口|小牧山城(愛知県小牧市)の周辺スポット|ニッポン城めぐり

池田遺跡 JapaneseClass.jp