藤谷一郎(ふじや いちろう)は、日本の音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、ベーシストである。
人物
音楽好きの父、姉の影響で幼少からビートルズを聴いて育つ。小学生の頃はお小遣いをもらうと御茶ノ水の中古レコード屋に行きレコードを物色していた。小学校の高学年になるとプログレッシブ・ロックにはまりイエス、キング・クリムゾン、ELP等を好んで聴くようになる。小学五年生の時に同級生とイエスの楽曲「ラウンドアバウト」のイントロ部分のギターをどちらが完全コピーするか、の対決に敗れベーシストを目指す。中学生になり念願のエレクトリックベースを購入。しかしバンドをやる仲間が見つからず放置。高校生になりようやくバンド活動を開始。その頃からパンク・ロック、ハードロック、ヘヴィメタル等を好んで聴くようになる。高校卒業後からいくつものアマチュアバンドやサポートをしながらブラックミュージックやラテン音楽、ブラジル音楽等に傾倒していく。初仕事は全日本プロレス記念CDのレコーディング。2001年にTime FellowShipというユニットで、2010年にunistyleとして現在までに2度のメジャー・デビューを経験する。2017年にシンガーソングライター、ボイストレーナーの江本有佳里と共に子供向けボーカル教室S.A.I Kids Vocal Academyを設立。
作編曲家 プロデューサーとしての活動
上戸彩
- 「愛のために B2F Remix」(編曲)
AKB48
- 「メールの涙」(Chocolove from AKB48)(作曲)
- 「ある日 ふいに…」(作曲・編曲)
遠藤綾
- 「Follow your way」(作曲・編曲)
大橋のぞみ
- 「COME COME EVERYBODY」(作曲)
KAT-TUN
- 「BUTTERFLY」(編曲)
黒瀬真奈美
- 「初恋」(作曲)
柴咲コウ
- 「one's heart」(作曲)
SMAP
- 「ハロー」(編曲)
東京力車
- 「俥気」(編曲)
- 「我ありて我思う」(作曲・編曲)
- 「生きてわかる事がある」(作曲・編曲)
東方神起
- 「Forever Love」(作曲)
- 「時ヲ止メテ」(作曲)
- 「MAZE」(作曲)
- 「Tea For Two」(作曲)
豊崎愛生
- 「ただいまおかえり」(作曲)
豊永利行
- 「WANNA BE HOPE」(作曲・編曲)
乃木坂46
- 「僕が手を叩く方へ」(作曲・編曲)
野島健児
- 「いつかどこかの僕について」(全曲サウンドプロデュース)
- 「Between the lines」(全曲サウンドプロデュース)
平野綾
- 「光の果てに」(作曲・編曲)
V6
- 「chance!」(作曲)
BoA
- 「still」(編曲)
堀江由衣
- 「Time Machine」(編曲)
ミスモノクローム
- 「?」(作曲・編曲)
unistyle
- 「unistyle」(全曲サウンドプロデュース)
リュシウォン
- 「ずっといつまでも」(作曲・編曲)
- 「tears」(作曲・編曲)
ベーシストとしての活動
- ライブサポートしたアーティスト
- Jazztronik、ウカスカジー、来生たかお、沖仁、ナオト・インティライミ、前田敦子、ゴスペラーズ、野島健児、奥華子、南里沙、柴咲コウ、Aimer、安田レイ、城南海
- レコーディングに参加したアーティスト
- Jazztronik、ウカスカジー、ゴスペラーズ、SMAP、KAT-TUN、BoA、山崎まさよし、松下奈緒、葉加瀬太郎、私立恵比寿中学、ポルノグラフィティ、野島健児、リュ・シウォン、堀江由衣、平野綾、安藤裕子、藤木直人、南里沙、柴咲コウ
著書
- 『DTMerのためのアレンジのお作法』 リットーミュージック、2014年。ISBN 978-4845624263
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 藤谷一郎公式ウェブサイト『ichirofujiya.com』
- 藤谷一郎 (@ichirofujiya) - X(旧Twitter)
- 藤谷一郎 (@ichirofujiya) - Instagram
- 藤谷一郎 (ichirofujiya) - Facebook




